忘れてはいけない震災を、後世に残す物語

1995年1月17日、一瞬にして多くの尊い命を奪った阪神・淡路大震災。その10年後、復興のシンボルとして誕生した兵庫県立芸術文化センターの開館20周年記念公演が、この秋東京でも上演されることになりました。六甲山系の麓にむ創業80年の老舗旅館を舞台に、阪神・淡路大震災から30年となる2025年と、震災発生当時の1995年を巡る物語です。

佐藤隆太・牧島輝・川島海荷ら豪華俳優陣

老舗旅館の社長・桐野雄介と姪の通のもとに、元旅館のアルバイト・神崎ひかるが訪れます。やりたいことに悩むひかるに、雄介はボクシングを教え始めますが、そんな中、未曾有の大震災が彼らを襲い.....演出を手がけるのは、日本を代表する演出家・栗山民也。佐藤隆太、牧島輝、川島海荷ら実力派俳優陣が出演し、生きることの奇跡、明日を迎えることの尊さを、力強く描き出します。

震災30年に想う、命の重みと私たちにできること

震災から30年を迎える今、私たち一人ひとりが命の重みと向き合い、「あの日」を語り継ぐ大切さを問いかける作品です。震災を経験していない世代にも伝えたい物語を、ぜひ劇場でご覧ください。